将棋駒落ち 四枚落ち定跡【上手２四歩留下手棒銀】
四枚落ち定跡 下手棒銀は成功するか!?
前回に続き、駒落ち将棋 四枚落ち定跡です。
上手２四歩留の変化手順、下手棒銀は上手が△８二金と９筋を守るので、下手は９筋の歩を交換せず棒銀をくりだして敵陣を攻略する四枚落ち定跡として紹介されてます。
【上手２四歩留下手棒銀】をフラ盤で再現してますが、変化手順が多いので見逃さないようにしてください。
覚えるのも大変です!!まじぇは覚えられません^_^;
さて！下手棒銀はうまく上手陣を攻略することができているのでしょうか!?
ではご覧ください。
四枚落ち定跡【上手２四歩留下手棒銀】
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上手２四歩留下手棒銀
イーフロンティア AI将棋 GOLD 3 Windows 8.1対応版
- 出版社/メーカー: イーフロンティア
- メディア: CD-ROM
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まじぇの解説
まず、変化手順の一つ▲７九同玉までの局面図をご覧ください。
この局面は▲７九同玉まで下手よしとなっている局面です。
まじぇはこの局面で上手が△２五銀打と指したら、下手が勝つには難しいと思ったのだが、よくよく考察してみると下手勝勢になる。
△２五銀と打ったら▲４五桂打が厳しく上手陣が崩壊してしまう。
以下△６二銀▲１三香成△１七歩▲２三成香とされて飛車を取ることもできず終わってしまう。
△２七銀打もある。こちらの方が厳しいか!?
飛車は逃げる一手だが、そのあと△４四歩と角道を止められたら下手勝ち切ることができるだろうか？と思っていたが実際は！
▲１五飛といったん逃げて△２六銀打▲１三香成△１五銀▲２三成香以下、上手陣に受けがなくなる。
まじぇの大局観もたいした事ないぜぇ(T_T)
もう一つの局面図もご覧ください。
上手の△３四銀打に下手３五から３六に飛車を引いた局面です。
以下定跡では、△４五銀で▲２六飛まで先手よしとなっているが、△４五銀ではなく△２五銀とでたら下手飛車は自陣に戻れなくなってしまう。これじゃ飛車を活用できないし標的にされてしまう!!とまじぇは思ったのだが・・・(ーー;)
実際は、△２五銀とでたら▲４六飛車と寄り△２二銀と歩を取ろうものなら、▲４四飛△４三歩▲２四飛車で銀の両取りがある。かといって飛車を標的にするにも、うまい手も見つからない。
変化手順が多くて複雑ですが四枚落ち定跡の下手棒銀は、非常に有力な戦法であるという事がわかりました。
次回は、四枚落ちCPU対局!!まじぇの棒銀!?
お楽しみに(^^ゞ
振り飛車穴熊の最終進化
初段 常識の手筋（将棋世界2015年04月号付録）
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