将棋駒落ち 二枚落ち定跡【二歩突っ切り】
駒落ちの重要性
いよいよ駒落ち将棋で二枚落ち定跡を勉強していきます。
二枚落ちは、ある種の区切りかと思います。
二枚落ちで高段者に勝てるようになれば初段をもらえるかと思います。
級から段にかわる境目であって、誰もが憧れて頑張って勉強している駒落ち将棋ではないでしょうか。
まじぇも初心者のころは、二枚落ちで高段者の方たちに教えてもらいました。
六枚落ちでも四枚落ちでもなく二枚落ちでした。
二枚落ちで勝てるようになると初段をもらい、いきなり平手で教えてもらいました・・・(^_^;)
そうです!まじぇは二枚落ち以外の駒落ちは初心者なのです!?
今、あらためて駒落ちを勉強してみて、その重要性に気づかされています。
二枚落ち定跡で下手は始めて自玉を囲います。
二枚落ちは囲いの勉強【数学に例えると分数】あたりでしょうか?
自玉の囲いを覚え、位の重要性と駒の働きを覚える勉強。
では勉強しましょう。
二枚落ち定跡【二歩突っ切り】
Android(OS)端末で[このプラグインはサポートされていません。]と表示される方はこちらを参考にしてください。
⇒ Android 4.4でもFlashをネイティブ再生できるブラウザ「FlashFox」
スポンサーリンク
まじぇの解説
二枚落ちで二歩突っ切り定跡は、下手が勉強するに良い戦法ではないでしょうか。
変化手順が多くて覚えるのもたいへんですが、そのぶん勉強になる手筋も多いと思います。
二歩突っ切りの定跡はどの変化手順も微妙な形勢判断にはならず、明らかな下手優勢の局面になるので下手としては嬉しいですね。
一つ気になった局面がありましたので、追加でまじぇが分岐を作ってみました。
手数50手目▲5四同歩の局面です。
この局面は上手が△2四歩と突きだし、下手が▲2六角と引く手順の定跡を嫌がった上手の秘策です。
下手は▲4六飛車と一つ寄って以下△5五歩▲同歩△5四歩▲同歩とした局面図です。
定跡では上手△同銀以下があるのですが、同金の場合がわからなかったのでまじぇが検討してみました。
△5四同金の次に角筋をとめる△5五歩打がいやなので▲5六歩と控えて歩を打ちます。
以下、上手の応手が色々あるのですが分からないので無料将棋ゲームBonanza 6.0 に相手をしてもらいました。
△上手Bonanza(60秒)
▲下手まじぇ(無限)
△6四銀▲4四歩△5三金▲3四歩△5四歩▲3三歩成△同金▲4三歩成△同金寄▲3四歩△4五歩▲同桂△3四銀▲同銀△同金まで67手目途中図。
この局面、下手▲1一角成と駒得していっても十分かてそうですが、まじぇは▲5三桂成と桂馬のタダ捨ての強手を指しました。
以下、△同王▲4一飛成△4二金にまじぇはさらなる強手を指しました。
まじぇ▲4四銀打(^_^メ)
以下、△同金▲同角△4三王▲3四金△同王▲4二龍△3五歩▲1一角成までBonanza投了。
投了図以下、△4三歩打なら▲4九香打△4五桂▲1二馬△2三銀▲2一馬でよさそうです。
△3三桂打なら▲同馬△同桂▲2六桂以下詰みである。
この変化手順は上手の応手が最適じゃない可能性があるので定跡とはいえません。
上手の最適な手順を発見した方は気軽にコメントください。
とっておきの穴熊退治 (マイナビ将棋BOOKS)
将棋・必殺の決め手 (マイナビ将棋文庫)
スポンサーリンク
コメント 0